大阪生野
大阪生野リトルシニアにようこそ。
当リーグは今年で創立12年目を迎えます。
発足当時は9名でスタートし、今では卒団生を100名以上送り出してきました。
公立高校で主将を務めた者、夏の甲子園で日本一になった者、野球から他のスポーツに転向した者、そして今、社会人野球を目指す者、教員として指導者を目指す者と卒団後の進路は様々です。
忙しい中、卒団生は年に一度はグランドを訪れて、近況報告を聞かせてくれます。スタッフ一同はその報告を一番楽しみにしています。たくましく成長した姿を見ることは指導者にとっては言葉では言い表せないほど嬉しいものです。
さて、当リーグでは入団時に、「なぜ、硬式野球を選ぶのですか」と質問します。答えは「将来は、甲子園、プロ野球に」「硬式野球が高校野球につながる」「硬式野球のレベルが高いから」「学校に野球部がないから」などいろいろです。
確かに、中学生の硬式野球の環境は学校の野球部とは違います。硬式野球を選ぶ子は野球に対する意識は高い、大会球場も舞洲ベースボールスタジアムなど高校野球と同じ球場を使用する、高校野球関係者も硬式野球の子は即戦力になると評価は高い、合宿や遠征が多く野球環境が本格的です。
しかし、当リーグは野球技術よりも社会に必要な力をつけたいと思っています。
今、社会が求める力とは、「コミュニケーション能力」「主体性」「協調性」「チャレンジ精神」が重要視されています。
野球というスポーツを通して、野球技術以上に『心の教育』に力を入れています。
しかし、心を鍛えるためには経験が必要です。
子どもたちにいろいろな体験をさせ、知識を身につけ行動を起こし知恵へと発展させ、自ら考え行動力のある選手に育てていきます。
毎月数枚発行する「心の栄養」という監督だよりでは、今、何をすべきか。将来、どのような道を選ぶべきかを考えさせる材料を提示しています。その中には人生の教訓となる言葉も掲載しています。
中学校の3年間は心身ともに大きく成長する時期です。
「たかが野球、されど野球」。
私どもスタッフと共に「人間的に大きく」成長しましょう。