尼崎北
工都・尼崎の地に青少年の体育向上とスポーツを通じ、人間形成並びに友との和を育成する意図のもと、中学生公式野球クラブを結成しようとの事で、リトルリーグ関係者、並びに先輩リーグの御協力を頂き、1972年2月11日奇しくも建国記念日の良き日に地区会館に於いて、第1期生(中学2年生2名、中学1年生7名)がスタート致しました。クラブ名も尼崎北リトルシニアリーグの名称で関西連盟に8番目のリトルシニアリーグとして承認を頂きました。その後、市内・市外より希望者も集まりましたが、練習グランドも河川敷の草むら、野球道具も揃はず、ボールは準硬式、当時バットは木製、自前で購入も難しく、高校の野球部の中古を頂き練習したものです。その後は、高校のグランド、会社のグランド等を父兄の協力を得て、練習出来る様になり、単独で出来る喜びを肌で感じたものです。
月日の過ぎるのも早いもので、10年、20年と過ぎ節目の20年には、色々お世話になった、22チームを招待し尼崎の地で、尼崎北リトルシニアリーグ創立20周年記念大会を催す事が出来ましたのも、関係リーグ皆様方の御支援の賜物と感じております。
現在、クラブ創設50年余りを迎えました。その間(全国選抜大会2回出場、1回優勝、日本選手権大会8回出場、1回準優勝、タイガースカップ3位)、輝かしい成績を記しました。子供達の日頃の努力、又グランド整備等父兄の存在、現場の皆さんの一体感だと思います。当リーグの運営は、会長、監督、コーチ、役員の皆様は過去に父兄で子供達が練習生で、応援・整備等を担当し、常にグランドに来て頂いた方が現在の当リーグを運営しています。父兄として練習を見、指導者として全体を見て、長所・短所をうまく引き出しております。
現在の部員数(1年生~3年生)54名の中学生を指導して居ります。卒団生には球児の憧れる甲子園で、春・夏の大会に出場し活躍しておりますほか、高校の野球部監督並びに少年野球の指導者として、未来の青年を育てる役目を成しています。
これから先、45年~50年と先に向かって逞しい人間形成を作って行ける事を願っております。
今後とも、よろしくご指導おねがいいたします。